カテゴリー : 健康・医療情報
HDLコレステロールは直接HDLの量を反映すると考えられて います。また、LDL(LDLコレステロール)の量は、LDLコレステロール= 総コレステロール−HDLコレステロール−中性脂肪/5 として推定されています。
日本動脈硬化学会によると、の時に注意が必要とされています。
また、総コレステロール 130 mg/dl 以下の時には、 脳出血などの病気になりやすくなるので低すぎても要注意です。
上記の異常が続くと、全身の動脈硬化が進行し、 狭心症や心筋梗塞などの心臓病、脳血栓・脳梗塞、 足などの閉塞性動脈硬化症などを起こしてきます。
腎臓病、糖尿病、肥満症、甲状腺機能異常などの原因が認められるときは、 先ず、これらの病気をしっかり治療することが重要です。
血液中の脂質(脂肪)が異常に多い状態を高脂血症といいます。
脂肪(油)は直接血液に溶け込むことはできません。そのかわり、実際の血液中では脂肪が うまく水にまざっているのです。脂質を血液中にうまく混ぜ合わせる働きをしているのが 蛋白質です。油と水を例にとると、放っておけば油は上に、水は下にたまってしまいます。 このように油は水に溶けません。しかし、ここで洗剤を入れると油は水にうまくまざり込み、 油が水に溶け込んでいるのと似た状態になります。血液中では、蛋白質が脂質を血液に まざり込ませる洗剤の役割をしているのです。実際は、脂質と蛋白質がダンゴ状に混ざり合い、 これが血液に溶け込んでいます。この脂質と蛋白質でできたダンゴを、リポ蛋白質と 呼びます。